有床診ニュース
10月 葉梨之紀
秋も深まり、暖房が恋しくなってきました。先生方お元気でしょうか。4月の診療
報酬改定で、一般べッドは1ヶ月を過ぎると大幅に下がり、入院時加算は廃止され
以前の半分の入院料となりました。又、2012年までの介護療養病床廃止と
医療療養病床削減(併せて38万床から15万床に6割削減)が決められ、7月
からは入院基本料2が施行されました。これも医療区分とADLを毎日換算して
A〜Eの5段階に入院料が分けられ、実質的には大幅に下げられて経営維持が
困難になりました。
毎回診療報酬改定の後、厚労省保険局医療課の担当メンバーは4月・8月で
ほとんど交代しますが、先日ある会合で新しく来た医療課長ぱ「医者はまだまだ
儲け過ぎだ、有床診を含めて診療所が少し位つぶれてもかまわない、大病院が
診るから支障はない」と公言しました。同席していた前国会議員の厚労省OBも
「これが(国の)本音だろうなjと追認しました。来年1月1日からは医療法13条
(48時間入院規制)がなくなりますが、これに伴い各医療圏におけるベッドカウント
が始まり、施設基準等も厳しくなります(例えぱ、夜間当直看護師を1人置くこと)。
この細部について、今全国有床診では、厚労省医政局・保険局と交渉を重ねてい
ます。
去る10月11日(水)午後4時から、衆議院第2議員会館の会議室で、「有床
診療所の活性化を目指す議員連盟(有床診議連)」の設立総会が開かれました。
各県の先生方のお力添えで、与党自民党の参加議員は40名を超え、会長には
山崎拓前自民党副総裁がなりました。内藤全国有床診会長以下5人が参加し、
又厚労省からも出席があり、それぞれ簡単な意見表明を行ないました。日医
推薦の武見・西嶋両議員も参如しました。月に1回会合を持ち細部の検討に
なる予定です。この議連とタイアップして更に厚労省との交渉を進めていく予定
です。
*11月19目に福岡で全国有床診の講演会(厚労省医政局)があります。
内容については又報告します。