有床診の皆さん、今日は

   


この度小笹先生の後任として神奈川県有床診協議会の会長を
仰せつかった葉梨です。
昭和54年から海老名市で開業(19床)しております。昭和42年
横浜市大卒業(65歳)の整形外科医です。開業して間もなく救急
指定を受け、二次救急にも参加していましたが、近隣に大きな
病院が相次いでオープンし、又少子化の進む中で救急患者が
激減し、平成9年より老人保健施設(現在80床)を併設して現在
に至っています。
診療所は療養型18床のミックスです。   
有床診は地域の患者さんが、気軽に入院も出来る便利な医療
施設ですが、ここ毎年、全国では年間1000件づつ減少していま
す、その理由は病院と比べてあまりに低い入院基本料です。
今年4月からの診療報酬も、短期入院施設としての位置づけで
当初1ヶ月間は平均して今までと同じですが、1ヶ月過ぎると
激減します。看護師4人以下で1日280点です。これでは看護師
の給料も出せなくなりました。又、7月1日からは療養型病床診療
報酬がA〜Eまでの5段階に分けられ、医療区分(3,2,1)と
ADLカウント(0〜24点)により、毎日患者1人づつ決めるように
なりましたが、私の所で試算しますと6割が医療区分1で、診療
報酬は20%ダウンとの結論でした。
療養型病床は平成23年までに38万床の中、介護型と医療型併
せて6割を減らす方針だそうですが、有床診はどうしたら生き残れ
るでしょうか。6月14日に医療法と健保法が改正され来年1月1日
からは、念願の13条が廃止され48時間規制がなくなります。
それと同時に医療圏でのベットカウントや夜間看護当直者を置か
なければならなくなります。今年10月からは、介護施設と同様に
食費・居住費の患者負担が大きくなり、ますます入院患者が減り
そうです。
「医療は国民にとって必要がないのだろうか」、こういう疑問を抱く
今日このごろです。先生方で良い方策があれば教えて下さい、先日
の役員会で、「在宅療養支援診療所の届出はしたほうが良い」
「現在療養型を取っている所は、さし当って介護型にせざるを得ない
のではないか」等の意見がでました。借金を考えるとそう簡単に
ベッド閉鎖も出来ませんので困っております。こういう時には情報
交換が大事ですから、会合には出来るだけご参加下さい。
8月5・6日には千葉のディズニーシーで全国大会があります。
又、この有床診ニュースは小笹前会長のご努力で継続する事に
なりましたので、どんどん投稿して下さい。     
 先ずは、ご挨拶として  葉梨 拝  
平成18年7月3日