ゆうしん 23号 平成18年5月9日発行
寒い日が多かったのでながもちした櫻も散って新緑の候となりました。
日医の会長が、頻繁に交替して政策がぐらついて居り、マスコミの報道
は医師の品格をおとしめる何かの力が働いているように医療過誤の報道
ばかり目立って居ます。
ひとりひとりの能力は他の職業と同じく同じとは云えませんが、若い医師
達の心構えに問題を生じているのではないでしょうか。医師の少ない時代
には社会の尊敬が厚く、
医師はそれに答えて極めて人道的な医業をしていたのですが、社会が
成熟すると共に、逆に医師の人間性がスポイルされて来るのはなぜな
のでしょうか。
医師は一人前になるまでに大きな資本と時間が要るので、取り返したい
のは山々ですが、医の心はお金にかかわりないところにあるので、人格
の低い人間には不向きな職業です。狭き門に入ることを望まない多くの
医師達が医療過誤を起こして医の心を踏みにじる有様はどこまで続くの
でしょうか。
私は医者は謝礼によって生きるものと考える家庭に育ったので、何にでも
値段をつける制度には不向きでしたが、数は金なりの制度と医療以外の
思わざる利得によって現在に到りましたが、世の中には無欲の利という
ものがあるのではないでしょうか。相手の利得のみを考える境地こそ医
の心ではないでしょうか。
さて、4月25日の役員会に於いて、かねて御報告した通り、役員を改選
することとし、いずれ事務局より連絡することと存じますが、5月30日(火)
に総会を開催して新役員を選出することとなりました。私に留任するよう
おすすめもありましたが、本会には既に若手の優秀な会員が育って居り、
特に葉梨之紀先生のように、中医協にも日医にも顔を知られた方も居ら
れますので後を託したいと存じます。同時に本会の会則は不備な点が
多いので修正していただきたいとお伝えしました。内藤名誉会長・全国
会長も健在であり、本会内に何等かの事業を設立して法人化が達成
出来るよう微力ながら御協力申し上げたいと考えて居ります。
神奈川県有床診療所協議会事務局
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左近山中央診療所 福村 正
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2006.5.9