ゆうしん
平成17年9月15日発行
第13号

9月のお知らせ
総選挙が終わり、小泉首相の胸算用を飛び越す程の自民党の圧勝でした。
長い間社会主義的な医療経済に身を任ねている保険医にとっては、
まばゆいような結末でした。経済は発展しても、毎日刃物による人殺し、
子殺し、親殺しがあり、情操や教養のゆがみは小泉さんの言う構造改革
とどうかかわるのでしょうか。弱者ばかり診ている医療者から見ると、もう
人殺しは見たくないのですが歴史は繰り返すしかないようです。より多くの
仕事をして使命を果たそうとしているのが私達医療者の立場ですが、医療
福祉の政策がめまぐるしく変更されるので、少しも気を許すことが出来ません。
10月から施行される介護保険の改正で、所得に応じてホテルコストを利用
者に課すると共に食費の切り下げが行われ、どの介護施設でも3〜5%の
収入減は避けられなくなりました。経費削減は、既に限度に来て居り、
悩みは、増々深くなっています。
一方、病院や有床診療所の療養型は、介護型のみにホテルコストが導入
されたため、極めて患者さんに説明し難い事態に陥っています。
当院では思い切って介護型は返上することにしました。来年の改革の中で
、病床のホテルコストが入院者に課せられるとなると、果たして現在の入院
者がそれに耐えられるかどうか気になります。この問題で、日医が反対し
切れない場合は、相当な混乱が予想され、小さな施設は少しばかり入院
基本料が上がっても、相殺されることは明らかです。有床診療所の活性化
を言うならば病室をホテルとするような考えは捨てていただかなくてはなり
ません。有床診療所の生き残りは困難を増していますが、自助努力と工夫
を重ねて乗り越える外ないようです。



神奈川県有床診療所協議会事務局
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左近山中央診療所    福村 正  
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2005.9.15