総会議事資料
日 本 医 師 会
会長    植 松 治 雄 殿
平成17年7月30日
全国有床診療所連絡協議会
会長  内  藤 哲 夫
     要望書(案)
 有床診療所は、一人の医師の責任のもとに地域に密着した医療を担って長い間
わが国の中核的医療単位として機能して来た。病者にとって、その距離的、心理的
アクセスの良さと費用対効果の良さは何物にも代え難いものであり、社会全体の
ためにも医療提供体制の中でも重要な役割を果たしている。それにも拘らず、
経済的要因に基づく診療所病床の閉鎖、激減は止まる処を知らない。
この現況を日医及び厚生労働省が充分認識し、現状打開のために、強力な対策を
早急に講じることを強く求めるものである。
 なお、本年度総会にあたっては下記の事項を特に要望する。

1.次期医療法改正にあたり、今や死文化した医療法13条の撤廃を行うこと。
また、有床診療所の医療法上での位置づけを、明確に行うこと。


2.次回診療報酬改訂に際し、下記の各項を要望する。
 1)長期に亘って、低く放置されている有床診療所の一般入院基本料を引き上げること。
   また、療養病床については、構造設備・人員配置ともに病院とほぽ同一基準である
   にも拘わらず、病院より大幅に低く設定されている診療所療養病床入院基本料の
   是正を行うこと。
 2)既に診療報酬上に導入されている、I群有床診療所入院基本料1に係る加算点数の
   引き上げを行うとともに、看護配置に拘わらず、複数医師が勤務する場合にはそれに
   見合う加算を行うこと。
 3)有床診療所一般病床入院基本料の算定基準における『I群入院基本料2』の看護配置
    5人以上(現行)を、『I群入院基本料2−1』7人以上・『I群入院基本料2−2』4人以上
    と変更し、『I群入院基本料2』にも看護師配置加算を行うこと。
 4)入院期間に応じた加算の現行7日以内を、14日以内と是正すること。
 5)看護補助者加算を、診療所にも導入すること。
 6)療養病床入院患者他医療機関受診時の入院基本料減算を撤廃すること。
 7)診療所夕一ミナルケア加算の新設を行うこと。
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