有床診入院基本料の格差是正に意欲的に取り組む
有床診連絡協.内藤会長
1月28日のメディファクス(4369号)によれぱ、全国有床診療所連絡協議会(全国有診協)
の内藤哲夫会長は、26日に行われた本紙取材に対し、次期診療報酬改定の検討項目に、
有床診療所入院基本料の評価が上っていることについて、中医協で最終的な結論が出ていな
いとしながらも「かなりの評価はできる」と述ぺ、今後大詰めを迎える議論に強い期待感を表明
した。
全国有診協は、診療所での患者収容期間の努カ規定となっている医療法13条の撒廃ととも
に、入院基本料の病診格差に対する是正を強く求めてきた。毎年開催している総会でも日本
医師会に対する要望書をまとめている。現行の入院基本料は、病院で最も評価が低く設定さ
れている『入院基本料5」であっても初期加算と合わせて14日以内なら1223点が算定できる
のに対し、診療所で最も評価が高い『I群1」は7日以内で712点しか算定できない。
内藤会長は、次期改定を巡る中医協の議論を振り返りながら、有床診療所の抱える問題が
個別に取り上げられたのは「おそらく初めてのこと」と述べた。また、全国有診協として昨年末に、
入院基本料の格差是正を求める要望書を、中医協の青柳俊委員(日医副会長)あてに提出した
ことを明らかにした。
その上で、根本的に病院と完全に同じ(評価)というわけにはいかないかもしれないjとしながらも、
感染対策や褥瘡対策が病院と同様に求められている現状からも1日あたりで「500点は違い
すぎるのではないか」と述べた。また、入院基本料の病診格差是正が中医協での議論の俎上に
上ったことについて『この機会を逃したら駄目だと思う」との見方も示し、次期改定での実現を
強く求めた。
2004.2.19