ゆうしん
   
神奈川県有床診療所協議会会報
  平成16年10月1日発信 第2号


10月のお知らせ

 先月より月報(ゆうしん)を発行し、今のところ、言いたいことを言い合うのは
よいと言うお言葉を頂いた方があるだけで、特別な反対は頂いておりません。
今回は、加瀬達夫、近藤俊朗神奈川県有床診療所協議会副会長のお二人
からご投稿頂きましたのでご熟覧くださるようお願い申し上げます。
 さて、小泉首相は、9月10日遂に混合医療の年内解禁を打ち出しましたが、
別紙医事新報の記載のとおり、総てが受診抑制、医療費削減につなげようと
する目的が隠されています。特に療養型入院者に対するホテルフィー約5万円
なども弱者追い出しと共に有診療養型を破滅に追い込むきっかけになることが
明らかです。
 医療費の削減は、前号で指摘したとおり、薬価基準制度の廃止により製造業
である製薬会社こそ先ず自由競争にすべきであり、別紙のとおり、高すぎる製薬
会仕の利益率は不自然であり、米国研究製薬工業協会(PhRMA)の試算に
よれば、自由競争により薬剤費は16%下がるとされており、これを低すぎるドク
ターフィーにまわすことができます。他社の製品をけなすばかりで10年も前の薬を
宣伝し、生気を失っているMRの諸君に真の価格競争や、新薬宣伝の喜びを取り
戻してあげたいものです。薬価の高値に安住して新薬創造の努カを怠ったつけが
歴然と現れてきているように思われます。
 イラクの殺人戦争に加担し、弱者切り捨てを平気でする政権には問題があります。
医療を知らない財界人だけの経済財政諮問会議が財界に有利な混合診療や株式
会社の医療への参入を図っており、日本医師会は反対の国民運動をおこそうと言っ
ていますが、まだどこのマスコミからもそんな話は伝わってきません。本気ならば
政権交代の声をあげるか、オリックス・カードローンや、トヨタ車の不買運動ぐらいは
しないと一般国民の目を引くことはできないような気がします。
やっと13条のくびきからのがれたものの、次なる試練は重大です。ゆうしんの皆さん
の努力は、今回のお2人の御投稿を読ませていただいただけでも明らかで、社会的
貢献の大きさも伺えます。いずれゆうしんの貢献を国民に見えるようにするためにも
多くの会員のご投稿をお待ち申しあげます。

ゆうしんのホームページ
 http://www.ozasa-iin.jp/yuushin/
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2004.10.5