ご挨拶
小笹慶資

この度、門脇会長が体調不順により会長を辞任されたため、立侯補者を募って
会長選挙を施行しましたが私以外に立侯補者が無かったため、過日の総会に
於いて私が会長をお引き受けする事になりました。
本来なら此処で世代交代すべきところでしたが、最年長の私がお引き受けした
理由は、門脇先生の強い要望があったことと、私自身が諸般の経緯から、世代
交代にはクッションがあった方がよいと考えたからです。
思えば昭和62年の始め、相生町の料亭で内藤先生に福岡の松本全国専務
理事を紹介されてからもう18年になります。63年には神奈川県医師会館{紅葉坂}
に於いて全国有床診療所連絡協議会の設立総会が開催され、設営を引き受け、
出入りのプロパーを動員して間に合わせたのを懐かしく思い出します。平成9年
横浜が主催した第11回全国大会がもっとも記憶に残る事業でしたが、広報を引き
受け、多くのメーカーからご援助を戴きました。
平成10年2月清成前全国会長が急逝され、当然とはいえ、門脇先生等と相談し、
次期会長に内藤先生をと手をあげたのも大切な思い出です。内藤先生を日本医師会
の重要メンバーに押し上げることが本会の趣旨を広報し成功に導く近道としてささやか
ではありますが門脇先生を中心に推薦を続け、昨年日本医師会の中に有床診療所
検討委員会が設置され、本年内藤先生は日本医師会代議員会議長に就任されると
ともに医療法13条の規定が修正され、入院が長引くと言う理由では行政指導を受け
なくてよくなりました。これは大きな前進です。
13条の心配がなくなれば会員が減るのではないかと言う人が居ますが、私の考え
は違います。行政が動いた時は、必ず次の問題が控えて居ると考えなくてはなりません。
次の18年の改定が問題なのです。17年かかってやっとこぎつけたものの、次なる規制
が待ち受けていると私は考えております。
それが何かを議論し対策を考えなくてはなりません。神奈川県は常に先頭に立つ県です。
世界に類の無い医療文化である有床診療所が能力の高い医師が存分に腕を振るって
効率のよい、コメディカルを含めてスキルを高めて安心な医療を提供できる環境を作るため
に全会員がご協力くださるようお願い申し上げます。数は力です。来月より、「ゆうしん」と
言う月報を発行して論議の乏しい医療界に新風を引き起こそうと考えておりますので、
各位よりご経験、ご意見を給わるよう合わせてお願い申し上げます。
2004.8.30