港の灯
有床診からの発信
全国有床診療所連絡協議会 会長
横浜市医師会 会長 内藤 哲夫
現在、日本医師会はそれぞれの活動方針の決定に忙しいことと、
今夏の選挙に向けての運動が重なり多忙を極めています。
西島常任理事の選挙出馬に関して、私も少なからずお手伝いをする
側に立ち、忙しい日々が続いています。日本医師会の中の「有床診療
所に関する検討委員会」は、今年も継続して委員会が開かれる予定です。
日本医師会の担当は三上裕司常任理事で決定です。このほかに有識
者を委員長に迎えるところでは、前回は大道久教授が委員長でしたので、
。思います。
検討委員会が始まれば、具体的な問題について議論がなされるのでは
ないかと思っています。と、いいますのは、現在、日本医師会が中心となって、
有床診療所の経営と建物等の実態調査を行い、そのアンケート調査の回答
が約1,500くらいあり、集計分析が行われています。
この集計分析結果が出たところで、全国有床診療所連絡協議会では常任
理事会を開催して、今後の運動方針をより具体的なものにしたい。
さらに、できれば北海道(札幌)での総会で発表したいところです。
おそらく、この回答では多くの有床診療所の苦しい経営の数値が出てくる
ことと思っています。私自身も感覚として、患者が減っていると思っています。
ところで、有床診療所として本年の活動について考えますと、やはり、平成
18年の医療法改正を目指して、従来から言ってきたことに結論を見いださな
ければいけない。その準備を今年、来年で万全なものにしたいということです。
48時間間題については、一応のコンセサスが得られ、医療法改正の時点で
決着するものと思います。問題は入院基本管理料の病診格差の是正ということ
でしょう。医師2人いた場合の入院1日40点という点数がつきましたが、これは
十分検討されるべきことです。こんなことではなく、現在は有床診療所も感染
対策や医療事故防止対策その他の規制等に病院とあまり変わらない条件が
求められており、それに対応しているわけですから、病診格差をいま少し縮めて
もらわなければいけない。
平成18年まであと2年間先生方と一緒に頑張っていきたいと思います。
(内藤外科胃腸科医院院長)
次号予告 7月20日号(NO303)
第1企画
中小医療機関の税務相談Q&A^
病院財務会計研究会 五十嵐邦彦(公認会計士)
第2企画
民間精神病院の経営実態と今後の経営戦略
医療財団城西 理事長 関健
たなか病院 副院長・事務部長 松本善郎
平川病院 院長 平川淳一
医療経営最前線 経営実践編 2004.7.5