社会福祉法人慶寿会カトレアホームの現状について

 前述のように国の政策が転換しつつあり、補助金事業が著しく圧縮
されると共に介護保険が発足後、諸経費が切りつめられた結果、経営
に余裕がなくカトレアホームのように建設後27年も経過すると、到る
ところに故障が出て、今後修理を要する場所が噴出して居り、今後の
経営を考えると、このままでは経営出来なくなることは明らかです。
理事長の私も高齢化し、従来のように寄付を続けることは大変難しく
なって居ります。いづれ余裕のある法人に替わっていただくか、
国に返上するのかの時期が迫っています。
 私は10年程前より、今日あることを予測すると共に、老人処遇の
よりよいあるべき姿を予想して、都市と農村の提携やみんなでつくる
老人ホーム等の意見をホームページに発表してきましたが、千葉県
富津市に土地を取得し、株式会社によって有料老人ホームを建設
することを計画し、漸く実施出来る段階になりました。
昨年の理事会では社会福祉法人慶寿会が全額借入金により実施
する案であったため、充分な御理解を得られませんでしたが、この
有料老人ホーム建設の理念は、社会福祉法人の理念と同じく、
私利を求めるものではなく、老人ホームの経営は社会福祉法人と
株式会社との垣根は無くなるとの想定と、社会福祉法人のホーム
経営は何らかの収益事業を行わなければ次第に困難となることが
明らかな現状から 現代所有している社会福祉法人の財源を利用
して株式会社と共同出資することにより、相互の関係を緊密にする
と共に投資による果実を カトレアホーム運営に充当したいと考えて
居ります。
 千葉県富津市岩本に建設する有料老人ホーム「オアシス慶寿」は
約360坪、予定する建設業者は地元の伊東建設株式会社、経費
総額は約2億円、入居予定者は60歳以上の健康型施設21室
(内5室は二人(夫婦)室)、定員26名を予定して居り、社会福祉法人
慶寿会の出資は約8000万円、この出資により約9室の利用権を
確保し、入居金により投資額を回収すると共に 居住者が出費した
管理費の一部を徴収する予定です。株式会社に対しては事業協力
により 収益を確保したいと考えて居ります。
理事、評議員の方々には是非御賛同いただきたく何卒よろしく
御願い申し上げます。
尚、この事業はカトレアホーム施設長岸谷一則を中心に活動して
おり別紙の通り社会福祉法人慶寿会に関連する諸施設、従業員、
老人クラブの会員すべてをボランティアとして参加していただくことに
なっています。この点も御了承下さるよう御願い申し上げます。


 因みに「オアシス慶寿」の入居料は入居金一人室5年償却、900万円、
二人室同上1300万円、管理費及び食費合計月額約15万円を予定して
居ります。

2006.10.22